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政治家が新型コロナを「武漢ウイルス」と好んで呼ぶ理由 WHOは差別助長懸念

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麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2020年1月31日午前8時47分、川田雅浩撮影
麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2020年1月31日午前8時47分、川田雅浩撮影

 新型コロナウイルスについて、政府幹部が「武漢ウイルス」と呼ぶことが相次いでいる。麻生太郎副総理兼財務相は10日の記者会見で「武漢ウイルスなるもの」と発言し、山本朋広副防衛相も同日夕、自身のツイッターで「武漢(ウーハン)ウィルス対策への災害派遣」などと発信した。背景には発生地の中国へのけん制があるとみられるが、世界保健機関(WHO)は、特定の地名と結び付けることが風評被害や差別を助長するおそれがあると懸念している。

 麻生氏は以前の会見では「コロナ感染症」「新型ウイルス」などと呼んでいた。山本氏は同じツイートの中で…

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