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休業規制解除も…人手不足で上がらぬ中国の稼働率 マイナス成長の可能性も

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北京市内のショッピングモール。広大な敷地内に客の姿はまばらだ=北京市内で2020年3月9日夕、赤間清広撮影
北京市内のショッピングモール。広大な敷地内に客の姿はまばらだ=北京市内で2020年3月9日夕、赤間清広撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化していた武漢を抱える中国湖北省政府は11日、企業の休業措置を一部解除したと発表した。北京など他の主要都市では2月10日に解除されており、中国の企業活動の復旧が進んでいる。ただ、人手不足などから工場の稼働率はなかなか上がらず、1~3月期の中国経済がマイナス成長に陥る可能性も出てきた。【赤間清広(北京)、小坂剛志】

 湖北省では累計6・7万人超の感染者が確認されたが、10日の新規感染者数は13人にとどまり感染拡大は沈静化しつつある。同省政府によると、再開を認めるのは新型コロナ対応に必要な資材を生産する企業や、生活・経済への影響が大きい企業。1月24日に始まった春節(旧正月)に伴う大型連休を含め、約1カ月半ぶりに企業活動が動き出す。10日に武漢入りした習近平国家主席は「生産・操業再開を適時に始め、一日も早く正常軌道に戻さなければならない」と強調した。

 省政府の決定を受け、ホンダは11日、武漢市の四輪車工場で一部従業員が出勤し始めた。まずは設備状況の確認が必要といい、生産量は小規模にとどまる見通しだ。省内に工場を持つ日産自動車も同日以降の生産再開に向け準備を進めているが、従業員の確保など不安要素も多い。省内に集積する自動車部品工場なども事情は同じで、フル操業には時間がかかる見通しだ。

 先行して操業を再開した他地域も…

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