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100年前も「マスク高騰」? 「スペイン風邪」報道から新型コロナを考える

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1920年1月15日付の東京日日新聞7面。品薄に伴う「口蓋」(マスク)の値上がりを伝えている。今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う動きとよく似ている。隣には学校閉鎖の記事も
1920年1月15日付の東京日日新聞7面。品薄に伴う「口蓋」(マスク)の値上がりを伝えている。今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う動きとよく似ている。隣には学校閉鎖の記事も

 「電車でせきを避けよ」の見出しに、マスクの高額販売の横行や大病院による診療制限――。新型コロナウイルス感染拡大のニュースではなく、今から約100年前、後に「スペイン風邪」として知られるインフルエンザ大流行時の新聞記事だ。国内で約39万人もの死者が出たとされる「パンデミック」はどう始まり、どう終息したのか。当時の報道から経緯を追った。【大村健一/統合デジタル取材センター】

 毎日新聞の前身「東京日日新聞」の記事を調べた。1872年に創刊された東京で最初の日刊紙で、1911年に大阪毎日新聞と合併した後も、43年に毎日新聞に題号が統一されるまで「東京日日」として発行された。スペイン風邪が流行した当時は1日8ページで朝刊のみだった。

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