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「シュワー」口当たりの柔らかい泡立ち 農園が自前で「シードル醸造所」 長野・松川

「『松川町といえばシードル』と地域を盛り上げたい」と意気込む北沢毅さん(左)、寛さん兄弟=松川町大島のマルカメ醸造所で2020年2月29日午後2時30分、錦織祐一撮影

 長野県松川町大島でリンゴを中心に栽培している観光果樹園「フルーツガーデン北沢」が、リンゴを発酵させた発泡酒シードル専門の「マルカメ醸造所」をオープンした。リンゴ農家がシードルの醸造所を自前で整備するのは全国的にも珍しいといい「地域の他の農家のリンゴも醸造して付加価値を高め、『松川町といえばシードル』という地域おこしにつなげたい」と意気込む。

 果樹園は同町の標高650メートルの地に1942年に創業。3代目の北沢公彦さん(54)は元東京ディズニーランド社員で、その経験を生かして「南アルプスの山々を望む非日常の空間そのものを楽しんでもらう」ことを目指して観光化を進めた。同町はシードル製造の構造改革特区で、近隣のワイナリーに醸造を委託してシードルを商品化した。4代目の毅さん(29)は野村証券で3年半、営業経験を積んで後を継いだ。

 弟の寛さん(27)はもともと酒造りに興味があり、長崎県新上五島町でダイビングインストラクターを務めた後に帰郷して醸造家の道へ。2019年8月の国際シードル品評会で最高賞を受賞した「カモシカシードル醸造所」(伊那市)で2年修業し、19年11月に果実酒の製造免許を取得した。醸造所は初代の屋号を継ぎ、翌月に初の仕込みを始めた。

 カモシカ譲りのシードルは、果樹園の「ふじ」「王林」「ピンクレディー」など5品種を…

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