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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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新型コロナで追悼式中止相次ぐ 東日本大震災から9年、死者1万5899人

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4日に避難指示が解除されたばかりの地域で、自宅跡地の祭壇に立つ元農家の志賀一郎さん(72)。妻さち子さん(当時63歳)と孫の仁美ちゃん(当時4カ月)が行方不明のままだ。9年たった今も、破壊された作業場など津波の傷痕が当時のまま残る。「早くでてきてくれ、って言うしかない」=福島県双葉町で2020年3月11日午前11時20分、小川昌宏撮影
4日に避難指示が解除されたばかりの地域で、自宅跡地の祭壇に立つ元農家の志賀一郎さん(72)。妻さち子さん(当時63歳)と孫の仁美ちゃん(当時4カ月)が行方不明のままだ。9年たった今も、破壊された作業場など津波の傷痕が当時のまま残る。「早くでてきてくれ、って言うしかない」=福島県双葉町で2020年3月11日午前11時20分、小川昌宏撮影

 東日本大震災の発生から9年となった11日、被災地では犠牲者を追悼する行事が各地で開かれた。発生時刻の午後2時46分、犠牲者を悼み、黙とうをささげる姿が見られた。死者1万5899人、行方不明者2529人で、震災関連死は3739人に上る。いまだに4万7737人が避難生活を送っている。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、岩手、宮城、福島3県では自治体主催の追悼式を中止、縮小する事態が相次いだ。毎日新聞が3県と沿岸被災37市町村に尋ねたところ、当初から追悼式を開く予定がない宮城県と5町村をのぞき、17市町村が中止、岩手県(釜石市と合同開催)と福島県、13市町が縮小し、岩手県大槌町は延期した。

 福島県は、遺族や知事ら5人だけで追悼復興祈念式を行った。例年約400人が参加する福島市のホールは、空席が広がり、参列者は1人おきに座った。

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