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透析患者に走る緊張、欠かせぬ週3日通院 新型コロナ感染で重症化リスク

看護師から新型コロナウイルスの予防方法などについて説明を受ける透析患者=前橋市のさるきクリニックで2020年3月6日、滝川大貴撮影

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、腎機能が低下した患者が人工透析治療に集まる医療機関で緊張が高まっている。透析患者は感染すると重症化しやすいとされるが、週3日の治療に通わなければ命に関わるからだ。患者の不安にマスク不足が追い打ちをかけ、医療機関は「可能な限りの感染症予防を徹底するしかない」と気を引き締めている。【五十嵐朋子】

 約290平方メートルの「透析室」に、40台ほどの機器付きのベッドが所狭しと並ぶ。3月6日午前。前橋市青梨子(あおなし)町の「さるきクリニック」の透析室はほぼ満員で、患者たちが目を閉じたりテレビモニターをじっと見たりしながら、静かに透析治療を受けていた。

 現在、クリニックに通う透析患者は約110人。患者で高崎市の大学職員、種子田(たねだ)信宏さん(52)は「患者同士の距離が近く、時折マスクをしていない人もいるので不安」と心配そうに話す。それでも、患者は1回4時間の透析治療を週3回受けなければ命の危険を招くため、通わざるを得ない。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、クリニックでは…

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