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この国はどこへ これだけは言いたい 哲学者・内山節さん・70歳 感情的判断、むき出しに コロナ禍に思う

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=玉城達郎撮影
=玉城達郎撮影

 未知のウイルスとの闘いが続く。新型コロナウイルスの感染拡大は、先の見えない社会不安を広げている。望んでもなかなかウイルス検査を受けられない人や、マスクを求めてさまよう人々。春休み前なのに、学校に子供たちの姿はない。哲学者の内山節さん(70)もまた、感染拡大防止のための「自粛」の渦中にいる。4月末までの講演予定は軒並み中止や延期となり、静かな生活を送っている。

 「自粛が相次ぐのは、ウイルスの正体が分からないからです。日本において、実際の感染者数が発表された数字より何倍多いかは推測できません。新型ウイルスは突然変異して、性質が変わる可能性もある。正体不明だからこそ、政府はできる限り情報提供をしなければならない。それなのに、徹底されていないから不安が広がってしまうのです」

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