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もうひとつの動物園

守り・伝える/295 オランウータン/87 /東京

久世濃子さんは高さ約10メートルの木の上にいる大人の雄のオランウータン(白丸内)を観察した=マレーシア・サバ州で2019年7月、久世さん撮影

 国立科学博物館人類研究部・日本学術振興会特別研究員の久世濃子さん(43)がオランウータンを研究しているダナム・バレイ森林保護区は、マレーシア・サバ州(ボルネオ島)北部にある。サバ財団が伐採権を持つ地域の一部で、約438平方キロの広大な土地にフタバガキなどの原生林が広がる。気温は通年28度前後、降水量は東京の約2倍だという。

 久世さんは保護区内の約2平方キロで60頭以上を対象に観察している。調査は朝5時ごろから現地の助手とオランウータンが寝ている木の下で待ち、夕方6時ごろまで1分ごとに採食や行動などを記録する。オランウータンは地上5~40メートルの木の上で単独で暮らす。高温多湿の熱帯雨林で見つけるのは難しく、ダニや毒蛇など危険生物の対策も怠れない。

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