特集

第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。1月28日の選考委員会も速報します。

特集一覧

開催中止 東海大相模、悔しい春 「残念だが夏ある」 /神奈川

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 <センバツ高校野球>

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)は11日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が決まった。2年ぶり11回目の出場を決めていた東海大相模の選手は「センバツに向けて練習してきたので残念」と悔しがった。【池田直、洪玟香】

 東海大相模は2日から休校し、野球部も1日から練習は寮生のみで行っていた。4日には「無観客試合の開催を前提に準備する」という方針が示され、アルコール消毒やマスクの着用などの感染対策をして出場への準備をしていた。

 中止が決まった11日、午後6時すぎに門馬敬治監督が練習をしていた選手らを集めて大会の中止を伝えた。選手らは神妙な面持ちで話を聞いていたという。チームは書面での取材に応じ、門馬監督は「大会中止は残念だが、日本一という目標に向かい、この経験を生かしてより強くなってほしい」、山村崇嘉主将は「残念だが、まだ夏がある。次に向かってチーム一丸となって努力していきたい」とコメントした。

 中止の決定について、東海大相模野球部の地元応援委員会で委員長を務める金子匡甫さん(80)は言葉を失い、動けなくなったという。「残念だ。観客なしでもテレビで応援したかった」と悔やんだ。一方、2015年まで慶応高野球部の監督で、現在は慶応大野球部コーチを務める上田誠さん(62)は「英断だった。なんとか甲子園の夢をかなえてやろうと頑張っていたと思うが、仕方ない」と評価する。「選手はつらいだろうが、夏を目指してもらいたい」と語った。

 市民からはさまざまな反応が。三浦市の60代の男性会社員は「中止は残念。選手たちはかわいそうだ。できれば無観客でも開催してほしかった」と話した。横浜市の60代の男性会社員は「高校球児には気の毒だが、他のスポーツやイベントも自粛している中では仕方ないのではないか」と語った。

あわせて読みたい