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第103回全国高校野球選手権

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センバツ中止 県勢選手ら唇かみしめ 「次に向け頑張る」 /奈良

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて11日、センバツの開催中止が決まった。県勢として出場が決まっていた天理(天理市)と智弁学園(五條市)は、日本高校野球連盟からの通知を受けて、選手らにも説明する。

 天理は練習場所の天理親里競技場で、野球部の笠井要一部長が選手に伝えた。選手らは落ち着いた様子で話を聞きながらも、時折唇をかみしめて悔しそうな表情を浮かべた。

 中村良二監督は「残念だけれどもしょうがない。球児たちをなんとか甲子園に行かせてあげようと努力した関係者の皆さんに感謝したい」と話し、「次の甲子園に向けて頑張りたい」と話した。天理野球部OBで監督を務めた経験もある西村功さん(77)は「致し方ない事だと思う。選手たちは気持ちを切り替えてほしい」と残念そうに話した。

 一方、智弁学園の小坂将商監督は「野球以外の競技も中止になっているので覚悟はしていた。選手たちは一生懸命練習してきたが、仕方ない。夏に向けて気持ちを切り替えていくしかない」と話した。

 同校は2日から休校しているが、野球部は練習を続けてきた。部員のほとんどが校内の寮で生活しており、井元康勝部長は選手たちに「人混みには出て行かず、今やるべきことをやるだけ」と練習に専念するよう呼び掛けていた。井元部長は「今の世界の状況を考えると仕方ない。選手たちの心のケアはしていきたい」と話した。【小宅洋介、萱原健一】

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