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米国は「使いやすい核兵器」とされる小型核を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を配備した。小型核の実戦使用を見据えるロシアに対抗したものだが、専門家からは「核戦争を招く危険が増した」との批判が強い。米露間の核戦力制限条約は相次いで失効、唯一残る新戦略兵器削減条約(新START)も、期限切れまで1年を切った。4月末には核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が予定される中、核軍拡競争が始まる懸念が高まっている。【専門編集委員・会川晴之、モスクワ大前仁】
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