連載

点字の周りで

見えない・見えにくい人にとって、社会は少しずつ暮らしやすくなっている面もあります。毎日新聞社が発行する国内唯一の週刊点字新聞「点字毎日」の記者が、機器や便利グッズ、福祉制度の紹介と共に視覚障害の世界を解説します。

連載一覧

点字の周りで

視覚障害の世界 使いやすく進化する家電 音声や音色、音程頼りに設定可能

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
音声ガイド付きのエアコンをリモコンで操作する岡崎実穂さん(左)=大阪府内で4日、澤田健撮影
音声ガイド付きのエアコンをリモコンで操作する岡崎実穂さん(左)=大阪府内で4日、澤田健撮影

 新年度を前に、家電の購入や買い替えを考えている人もいるでしょう。近年の家電には、目の見えない・見えにくい人にも使いやすいものがあります。ボタンの役割や設定内容を音声で案内したり、報知音の音色や音程で操作状況を知らせたりといった工夫が施されています。大きな文字や、色のコントラストがはっきりした製品もあります。

 全盲の岡崎実穂(みほ)さん(39)が、弱視の夫と小学生の娘の家族3人で5年ほど前から愛用しているのが、音声ガイド付きのエアコンやテレビです。以前は、エアコンの温度調節はおろか、冷暖房の状態さえ自分では分かりませんでした。今は、音声ガイドのない家電は、メロディーなどで状態が分かるものを選ぶようにしています。そんな製品に囲まれた毎日を「超快適!」と満喫しています。

この記事は有料記事です。

残り313文字(全文650文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集