瀬戸内海が奇麗になり過ぎて…? イカナゴのシンコが歴史的不漁

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イカナゴのシンコ漁が終わり、長蛇の列ができた「魚の棚商店街」の鮮魚店=兵庫県明石市本町1で2020年3月6日、浜本年弘撮影
イカナゴのシンコ漁が終わり、長蛇の列ができた「魚の棚商店街」の鮮魚店=兵庫県明石市本町1で2020年3月6日、浜本年弘撮影

 瀬戸内海に「春」の訪れを告げるイカナゴのシンコ(稚魚)漁が今年は解禁後1週間に満たない「過去最短」の期間で終わった。兵庫県明石市では初日の水揚げが「ゼロ」の漁港もあり、市内の鮮魚店では高値がついたシンコを買い求める主婦らで行列ができた。瀬戸内海が奇麗になり過ぎ、餌となるプランクトンが不足しているためとみられている。来春にはイカナゴは帰ってくるのだろうか。【浜本年弘】

 シンコ漁は大阪湾と播磨灘で解禁後、例年1カ月ほど続く。2017年から不漁で漁期が短くなる傾向が続き、20年は2月29日の解禁後、それぞれ3月3日(実質2日間)、3月6日(実質5日間)に終わった。統計は14年以降しかないが、漁業関係者は「過去最短だ」と口をそろえる。

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