特別支援必要な子供増加、10年前の2倍に 学校、医療の現場は 香川

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ついたてで仕切られた教室で授業を受ける特別支援学級の児童ら=高松市多肥上町の市立多肥小学校で、山口桂子撮影
ついたてで仕切られた教室で授業を受ける特別支援学級の児童ら=高松市多肥上町の市立多肥小学校で、山口桂子撮影

 特別支援を必要とする子供の数が増えている。少子化が進み、香川県内でも小学校の児童の数は減る一方で、特別支援学級の児童数は約1700人に上り、10年前の約2倍に増えているという。児童が持つ特性に合わせ、さまざまな取り組みが進められている学校や医療の現場を取材した。【山口桂子】

 校区に新興住宅地を抱える高松市立多肥小学校(同市)の特別支援学級には、県内最大規模となる8クラス約30人が在籍する。取材に訪れた際、3~6年生の計4人が授業を受けていた。教諭2人がついたて越しに順番に声を掛けながら、違う科目の授業を同時に進めていた。

 授業のペースは各児童に合わせて進められる。恐竜が好きな児童には例文に恐竜の名前を入れた手作りの文章トレーニングノートを配布。じっと座るのが苦手な児童には、あえて自由に席を離れさせることでストレスをなくす。8クラスで教諭9人のほか、市教委から派遣された支援員が授業をサポートする。担任の女性教諭は「一人の児童にかかりきりになる時には、他の教諭とカバーしあって対応している」と話す。

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