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慎重一転「パンデミック」 WHO「後手」批判避け 新型コロナ

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 新型コロナウイルスを巡り、世界保健機関(WHO)が世界的な大流行を意味する「パンデミック」を表明した。国境を越えた感染の広がりに歯止めがかからず、イタリアやイランなど欧州や中東での急速な感染拡大への危機意識の表れとも言える。先行きが見通せない中、日本も長期戦に向けた対策が求められる。

 「歴史上初めてのコロナウイルスによるパンデミックだ」。ジュネーブのWHO本部で11日に開いた記者会見でテドロス事務局長はそう語り、国際社会に危機感の共有を訴えた。WHOはこれまで過度な不安による混乱などを招かないよう、パンデミックの状態だと認定するのを慎重に避けてきた。だが、国境を越えた感染の広がりに歯止めがかからず、感染の起点となる国とほかの国々の人々との往来によって「世界で誰もが感染する可能性がある」という状況を否定できなくなった。

 WHOが本来、パンデミックという用語を用いるのは、ある程度の治療法やワクチンが存在するインフルエンザに対してのみ。最も高い警戒水準に達した場合に「パンデミック期」を宣言し、製薬会社などにワクチンの増産などを勧告する仕組みだ。

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