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新型コロナ 東京五輪、通常開催に暗雲 IOC、無観客も模索か 水面下慌ただしく

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた東京オリンピック開催を巡る関係者の主な発言

 新型コロナウイルスの感染拡大で、東京オリンピック・パラリンピックの予定通りの開催が危ぶまれている。国際オリンピック委員会(IOC)は通常開催の方針を変えていないが、世界保健機関(WHO)の「パンデミック」表明で事態は急展開しかねない。無観客開催や延期の模索など水面下の動きが慌ただしくなってきた。

 大会まで4カ月半に迫ってのパンデミック表明に、東京都の小池百合子知事は「大会に影響がないとは言えない。それだけにIOCとしっかり連携しながら進めていく必要がある。いろんな声が出ているが、中止はあり得ないと思っている」と述べた。大会組織委員会も「予定通り7月の安全安心な大会開催に向けて準備したい」とコメントした。ただ政府関係者は「外堀が徐々に埋められてきている」と顔を曇らせた。

 中止や延期の決定は、IOCが都、日本オリンピック委員会(JOC)と結んだ開催都市契約に基づき、IOCが単独で判断できる。その判断に影響力を持つのがWHOの見解だ。科学的知見を持たないIOCは2月中旬、大会組織委や都、日本政府も迎え、WHOとの合同作業部会を発足させた。IOCは今月3、4日の理事会の時点で、計画通り開催するとした論拠の一つに、WHOがパンデミックを表明していないことを挙げていた。そ…

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