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論点

厚底シューズ旋風

 米スポーツ用品大手ナイキの「厚底シューズ」が陸上長距離界を席巻している。底が薄くて軽い靴が最適との常識を覆し、クッション性と反発力を両立。好記録続出を受け、ワールドアスレチックス(世界陸連)は、靴底の厚さは40ミリ以内などの新ルールを定めた。シューズの技術革新と競技の公平性について考える。

 これまで靴底の厚さなどシューズに関しては、ほぼノールールでした。ルールがないとフェアじゃない。我々はフェアな中で戦いたい。公平なルールの下、選手自身の努力で勝敗が決まる。世界陸連がルールを作ったことは良かったと思います。

 ナイキの厚底シューズを初めて履いてみたのは、2017年の夏。これまでのシューズとまるっきり異なり、ロッキングチェアのような感じで、前にぐっと乗り込むような感覚があり、衝撃を受けました。人間は膝や足首の関節を曲げて着地の衝撃を吸収しますが、ナイキ独自の厚底ソールが衝撃を吸収してくれるので膝や足首を浅く曲げるだけで、すぐに次の動作へ入れるメリットがあります。またランニング時、関節の曲げ伸ばしにはエネ…

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