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基礎疾患あると重症化しやすい? 規則正しい生活を むしろ高齢であるほど注意が必要

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基礎疾患を有する人は薬の量も多くなりがちだ=2020年3月12日午後5時8分、倉岡一樹撮影 拡大
基礎疾患を有する人は薬の量も多くなりがちだ=2020年3月12日午後5時8分、倉岡一樹撮影

 Q 「新型コロナウイルスは基礎疾患を持つ人が重症化しやすい」と言われます。その可能性は普通の人と比べてどれほど高いのでしょうか。また、特別な対処法はあるのでしょうか。聖マリアンナ医大の国島広之教授(感染症学)に聞きました。

     ◆

 A 基礎疾患とは糖尿病や心臓、呼吸器などの疾病です。また、高血圧や人工透析をしている人、免疫抑制剤や抗がん剤、ステロイド剤などを服用している人も「重症化しやすい」と言われています。

 確かに重症化する可能性は高くなるかもしれませんが、確たる科学的な根拠はありません。むしろ、重症化の因子としては基礎疾患の有無よりも年齢の方が大きい。高齢であるほど重症化しやすいでの注意が必要です。

 だから、基礎疾患を持つ人も過度に恐れる必要はなく、普通の人と同じように、自己防御をしてください。感染予防の観点から言えば、手洗いと換気の効果が高いので、こまめに取り組むことを勧めます。

 最も大切なのは、普段通りに規則正しく生活することです。とりわけウイルスの感染、重症化の予防で重要なのは免疫力です。基礎疾患を持つ人は免疫力が弱くなりがちですので、十分に睡眠を取ったり、バランスのとれた食事を心がけたりしてください。

 免疫抑制剤などを服用している人は、決められた通りに飲んでください。不安に任せて勝手にやめたり、量を変えたりしないことも大切です。原疾患が再発、悪化して取り返しがつかなくなることがあります。熱が続くなど疑わしい症状が出た時はためらわずに主治医に相談です。

 難しい病気と向き合っていると、氾濫する情報に戸惑うことも多いでしょうが、慌てずにいきましょう。【聞き手・倉岡一樹】

【新型コロナウイルス】

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