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晴レルデ

大阪メルロー/6 忘れえぬ舌と目の衝撃

未知なる黒ブドウの糖度を確認し、収穫を思案する仲村現二さん=大阪府羽曳野市小ケ谷地区で2019年8月、高尾具成撮影

 「仲村わいん工房」(大阪府羽曳野市飛鳥)の醸造家、仲村現二さん(62)の父光夫さん(2003年に80歳で他界)が、65歳を境に、ワイン造りを宣言してから数年後、ようやくワイン醸造用の欧州系品種のブドウも同市小ケ谷(こかたに)地区の畑で実をつけるまでに育った。1990年代初頭のことだった。

 仲村さんの畑は代々、甲州やデラウェアなどの品種を手掛け、仲村さん親子にも引き継がれてきた。だが、生食用のブドウ栽培が主流の大阪で、ワイン醸造用の欧州系品種の栽培は、身近な先例もないばかりか、剪定(せんてい)や摘果、害虫処理など、何から何まで勝手が違っていた。

 「何でもそうでしょうが、ブドウもやらなわからんこと多いんですわ。失敗も含めた積み重ねがね、その翌年からの天候への対処や病害虫駆除へのヒントになるんです。もちろん過去と同じ年なんて一度たりともないんやけれどね」

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