台風19号土砂、河川しゅんせつで覚書 処分場を共同利用 佐久市と県 /長野

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 佐久市と県佐久建設事務所は13日、台風19号の豪雨などで川底に堆積(たいせき)した土砂を取り除くため、河川のしゅんせつで協力する覚書に調印した。市が土砂処分場を新設し、市内に県管理の河川を多く抱える県も無料で使える。

 両者によると、県と市町村がしゅんせつの覚書を結ぶのは、特定の事業を除いて初めて。佐久市は複数の処分場新設を検討しており、2020年度中に1カ所を決める方針。

 県によると、通常は工事箇所ごとに土砂処分場を探して処分するが、民間施設では処分費用がかかる。市の処分場の利用で探す手間が省け、運搬や処分の費用が節約できる。

 市岡進・佐久建設事務所長は「20年度からの緊急しゅんせつ推進事業では運搬費などを節約できる分、しゅんせつ工事に回すことができる」と述べた。柳田清二市長は「限られた予算を有効に使うため市も役割を大きくし、県により多くの仕事をしてほしい」と期待した。【武田博仁】

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