スーチー氏率いるミャンマー与党に危機感 支持回復に躍起 少数民族と和平進まず

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少数民族らの文化交流イベントに参加するアウンサンスーチー氏(中央)=ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2020年2月1日、AP
少数民族らの文化交流イベントに参加するアウンサンスーチー氏(中央)=ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2020年2月1日、AP

 ミャンマーで11月にも予定される総選挙に向けて、アウンサンスーチー国家顧問兼外相が率いる与党・国民民主連盟(NLD)が危機感を募らせている。NLDは2015年11月の前回総選挙で圧勝し、長く軍事政権が続いたこの国で半世紀ぶりの文民政権を樹立した。しかし、スーチー氏が最大の政治課題とする少数民族武装勢力との和平に進展が見られないことなどから、国民の支持にかつての熱狂はなく、苦戦を予測する声も上がっている。

 ミャンマーには人口の約7割を占めるビルマ族以外に130以上の少数民族が暮らす。1948年の独立以来、国の在り方が「ビルマ族中心」だとの不満から一部が国軍との間で内戦を続けている。

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