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「やっとつながってうれしい」 復興への決意を新たに JR常磐線全線運転再開

JR常磐線が全線で運行再開され、双葉駅に到着する列車を迎える双葉町役場職員ら=福島県双葉町で2020年3月14日午前6時39分、和田大典撮影

 JR常磐線が14日、全線で運転を再開した。2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県の富岡(富岡町)―浪江(浪江町)間の20.8キロで不通となっていたが、9年ぶりに全線がつながった。常磐線の全線運転再開で、震災により不通となっていた全ての鉄道が復旧した。

 不通となっていた区間の大半は放射線量が高く、立ち入りが制限される「帰還困難区域」にある。難航していた復旧作業が完了し、不通区間の夜ノ森(よのもり、富岡町)▽大野(大熊町)▽双葉(双葉町)――の3駅や周辺の道路などでは4~10日に避難指示が解除されていた。

 午前5時50分過ぎ、浪江駅のホーム。80人ほどを乗せた始発の上り普通列車(5両編成)が南へ出発した。車窓からは、地震で壊れたままの家が点在しているのが見える。乗客の中には、この列車を高校時代に通学で利用したという、双葉町のまちづくりをしている会社「ふたばプロジェクト」の職員、渡辺伸さん(45)の姿もあった。「次は双葉」という車内の電光掲示板の表示をスマートフォンで感慨深げに撮影。4日に避難指示が解除されたばかりの双葉駅周辺を眺め、「やっとつながってうれしい。(これまで通ることができた)国道6号からの風景とは少し違い、震災時から変わっていない部分がより多く見える」と復興への決意を新たにしていた。

 双葉駅では双葉町の伊沢史朗町長らが…

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