これが正しいキレ方だ…パワハラと闘う会社員描く「アリ地獄天国」 監督の思いとは

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映画の編集作業にあたる土屋トカチ監督。他の映像作家と、映画・映像製作にあたる共同事務所「ローポジション」を運営している=横浜市中区で2019年12月26日、中川聡子撮影
映画の編集作業にあたる土屋トカチ監督。他の映像作家と、映画・映像製作にあたる共同事務所「ローポジション」を運営している=横浜市中区で2019年12月26日、中川聡子撮影

 「誰に向かって言うとんじゃ、ごらあ!」。上司の怒号が飛ぶ。厳しいノルマに長時間労働、事故や破損を起こせば借金強要……。大手引っ越し会社のすさまじいパワハラの実態と、会社を訴えた社員の闘いを描くドキュメンタリー映画「アリ地獄天国」が3月21日から大阪で、4月4日から横浜で上映される。「もう二度と、仕事で死ぬ人を見たくない」と訴える土屋トカチ監督(49)。製作の背景には、かけがえのない親友の死があった。【中川聡子/統合デジタル取材センター】

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