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週刊サラダぼうる・山田祐一郎

つるつる道をゆく 焼くだけじゃない

香りが食欲をそそる「日田やきそば」。ランチタイムに単品を注文するとスープが付いてお得に=筆者撮影

 肉や野菜を炒め、途中で麺を加え、頃合いを見てソースをかけ、全体に行き渡るように混ぜながら炒めれば完成。焼きそばはフライパン一つでサッと調理できる、手軽な料理だと思っていた。両親が製麺所を営んでいたこともあり、我が家の冷蔵庫には常に中華麺がストックされていたので、ぼくにとってはいつでも食べられる身近な料理だったということもある。だから焼きそばを外食で、わざわざお金を払って食べるなんて、考えたこともなかった。そんなぼくの“焼きそば観”を変えたのが、大分県日田市で親しまれているご当地グルメ「日田やきそば」だ。

 昭和30年代に生まれた「日田やきそば」。今では日田市内に数多くの提供店があり、近隣の県へと広がるなど広く人気を博している。その最大の特徴は麺。一般的な焼きそばとは異なり、麺にしっかりと焼き目が付けてあり、麺そのものが香ばしい。そこにソースの香りが合わさり、強烈に食欲をかき立てる。具材はほぼ豚肉とモヤシ、ネギのみという潔さ。それなのにこうやって食べた人の記憶に強く残るのは、きっとこの焼きそばが多く…

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