「一気呵成に思い切った措置」首相が打ち出すのはいつか 「抽象論」にとどめた真意を読み解く

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記者会見で新型コロナウイルス感染症への対応や改正新型インフルエンザ等対策特別措置法についてプロンプターを見ながら説明する安倍晋三首相=首相官邸で2020年3月14日午後6時20分、川田雅浩撮影
記者会見で新型コロナウイルス感染症への対応や改正新型インフルエンザ等対策特別措置法についてプロンプターを見ながら説明する安倍晋三首相=首相官邸で2020年3月14日午後6時20分、川田雅浩撮影

 「一気呵成(かせい)に」「間髪入れず」「これまでにない発想で」。新型コロナウイルス感染症に関して安倍晋三首相が14日に開いた記者会見で、注目された経済対策の発信は抽象論が並んだ。「世界中のマーケットが動揺し、世界経済のさらなる落ち込みも懸念される」との危機感を示しながら、具体策に踏み込まなかった訳は……。

 「一気呵成に、これまでにない発想で、思い切った措置を講じてまいります」。首相は会見の冒頭発言で、追加の経済対策に意欲を見せた上で「地域経済の実情を十分に踏まえながら、具体的な方策を政府・与党の総力を挙げて練り上げてまいります」と強調した。しかし、質疑で対策の規模や時期を2度問われると「金額等々について具体的なことを申し上げることはできない」と明言を避け、「思い切った、大胆なメッセージ性の強い対策…

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