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「世界一のスピード」高橋英輝2位死守、2度目の五輪代表確実 競歩能美大会

男子20キロ競歩、競り合う池田向希(左)と高橋英輝=石川県能美市営コースで2020年3月15日、久保玲撮影

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 東京オリンピック代表最終選考会を兼ねた全日本競歩能美大会が15日、石川県能美市の市営コースで行われ、男子20キロは昨秋の世界選手権6位入賞で21歳の池田向希(東洋大)が1時間18分22秒で初優勝し、東京五輪代表に決まった。各種目最大3枠で、男子は山西利和(愛知製鋼)が世界選手権優勝で最初に代表に決定。残り1枠は、2月の日本選手権3位だった高橋英輝(富士通)が今大会で2位に入り、確実となった。

 2月の日本選手権は運営ミスもあって3位に終わった高橋が堅実なレース展開で2位を守り、代表の座を揺るぎないものにした。

 残り4キロで池田と一騎打ちに。他の選手たちが「世界一のスピード」と口をそろえるラストスパートを持つ高橋にとって勝ちパターンだった。しかし、歩型違反なく確実に歩き切るため、ペースを上げず、池田と7秒差でフィニッシュ。「迷いはあったが、優勝より確実に代表になることがはるかに大事。競り勝つ意識はなかった」と複雑な表情で話した。

 6連覇と五輪代表決定を目指した日本選手権で、歩型違反数を誤って多く掲示される運営ミスがあった。中盤の約8キロにわたり、あと1回警告を受ければ「ペナルティーゾーン」に2分間待機しなければならないという本来は受けなくていい重圧の中で歩いた。結果、3位に終わり、「気持ちを消化するのは難しかったが、自分の歩型も悪かった。言い訳せずにフォームと向き合った」。約1カ月、トレーニングで全身の動きのバランスを整えて歩型の修正に成功した。

 23歳で初出場した2016年のリオデジャネイロ五輪は、同年の持ち記録が世界トップで期待を集めたが42位に終わった。精神面が弱く、重圧で満足に練習できなかった。「4年前と違い、代表になっただけで喜ぶ立場ではない。責任と自覚がある」。4年間の成長を示す2度目の五輪となる。【小林悠太】

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