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払い戻しより「寄付」相次ぐ サンウルブズを支えるファンの情熱

チーフス戦で独走するサンウルブズの中野将伍(中央)。2万人近い観客が訪れて声援を送った=東京・秩父宮ラグビー場で2020年2月15日、藤井達也撮影

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 払い戻しよりもサンウルブズのためにお金を使って――。新型コロナウイルスの感染拡大により、ラグビーの南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に参戦している日本チームのサンウルブズは、3月に国内で開催予定だった2試合を海外で行った。国内開催であれば多額のチケット収入を見込めただけに影響は大きいが、ファンの間ではチケットの払い戻しを辞退して「寄付」する動きが相次いでいる。【谷口拓未】

チケット代はチームの運営費に

 サンウルブズは8日に東大阪市花園ラグビー場でブランビーズ(オーストラリア)、14日に東京・秩父宮ラグビー場でクルセーダーズ(ニュージーランド=NZ)と対戦予定だったが、ともにオーストラリア開催に変更された。

国内開催が中止となったチケット代について払い戻しをせずに「寄付」したファンに贈る記念のシール。アイロンを使用し、衣類などに張ることもできる=サンウルブズ提供

 サンウルブズが11日に2試合のチケット代を払い戻すと発表したところ、複数のファンから自分たちのチケット代をチームの運営に回してほしいとの声が寄せられたという。

 チームは各試合の入場料収入を明らかにしていないが、チケットの平均単価は約5000円としている。ブランビーズ戦は前売り券が1万枚以上売れており、5000万円以上の収入を失った計算になる。SRを3連覇中の強豪、クルセーダーズ戦も集客を見込めるカードだった。

寄付希望者に記念のシール送付

 ファンからの寄付の申し出に対し、サンウルブズ関係者は「本当にありがたい」と感謝しきり。払い戻しを希望しない人には、試合会場で配布予定だった、対戦相手や日付を記したシールを送付することを決めた。

 「寄付」を希望する人は19日~4月末の払戻期間に、チケットをサンウルブズ側に送付するなどの手続きが必要。詳細はサンウルブズのホームページ(https://sunwolves.or.jp)。

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