メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

私の記念碑

ピアニスト 田部京子/2 ブラームスで開眼

ミュンヘン・コンクール受賞者演奏会での田部京子=本人提供

 ベルリンに到着した田部京子は、眠い目をこすりつつホールへ向かった。クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルの演奏会。「ああ、これが音楽の力なんだ、こんな環境に身を置けるんだ、と」。20歳の留学生を温かく迎えてくれたのは、ブラームスの交響曲第3番だった。

 現地で最も没入したのは、そのブラームスという。四つの交響曲を繰り返し聴いて過ごした日もある。

 「各声部が綿密に絡み合って、パズルのように組み上げられ、壮大な建築物のよう。10代の頃には捉えきれていなかった重層的な旋律とハーモニーこそが、音楽の造形美を構成する要素なのだと、分かってきたのです」

この記事は有料記事です。

残り440文字(全文714文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「森三中」黒沢かずこさんが新型コロナウイルスに感染 発熱後、味覚異常残り受診

  2. 「検査数少なく正確な評価困難」 在日米大使館が「予測困難」と米市民に帰国促す

  3. 現金給付 「自己申告制」で1世帯30万円支給へ 「収入減」示す書類求める

  4. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

  5. 「配布計画は裏目に出た」 アベノマスク批判、米欧主要メディアも報道

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです