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関電・原発マネー

/上 第三者委報告 トラブル処理で深みに

 「芦原さんから、立派な将棋盤をプレゼントされたんだ」。2000年代前半に関西電力京都支店に勤務した元幹部は、将棋好きだった福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)が支店に来て自慢げに放った言葉を今も覚えている。「芦原さん」とは、関電の「ドン」と呼ばれた故・芦原義重元名誉会長のことだ。

 芦原氏は1959年に社長に就任。80年代後半まで経営トップとして権勢を振るった。森山氏は、将棋盤を直接届けたのが故・内藤千百里(ちもり)元副社長だ、とも語った。芦原氏と二人三脚で原発導入を強力に推し進めた「腹心」だ。「(森山氏は)『俺はそれだけ偉いんだ』と言いたかったんだろう」。元幹部はそう感じた。

 関電幹部に多額の金品を贈っていた森山氏が、関電と関係を深めたのは、芦原、内藤両氏が実権を握っていた70~80年代だった。関電は高浜原発(高浜町)の3、4号機増設を目指していた。当時の町長に見込まれて町役場に入った森山氏は、原発に反対する住民の説得に奔走した。

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