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わたしの居場所

反戦訴える演習場内の家 北の大地で60年、明るくゆったり

ドキュメンタリー映画を撮影中の山本洋子(左)ら。倉庫の屋根には憲法前文と9条が書かれている=北海道別海町で

 2月1日午前8時31分、日米共同訓練実施中の北海道・陸上自衛隊矢臼別演習場に、大気をつんざくような音が響いた。155ミリりゅう弾砲の実弾が発射された瞬間だ。20秒間隔で発射され鈍い着弾音も聞こえてくる。「着弾まで40秒だから、射程は13キロくらいかな。積雪で、最初は着弾音が聞こえないんだよ」。演習場の真ん中、砲弾が飛ぶコースのそばに建つ木造の小屋で、監視に詰めている浦舟三郎(うらしゅうさぶろう)(82)が教えてくれた。

 浦は和歌山県生まれ。貨物船の船長だった1988年、イラン・イラク戦争中のペルシャ湾に行く仕事を断って退職。翌年、妻と2人でここに移住してきた。浦には戦時中、米軍の空襲で大勢の友人や知人を失った原体験がある。

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