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それぞれの3.11

東日本大震災9年/4 神戸高専准教授・髙田知紀さん

髙田知紀・神戸市立工業高等専門学校准教授=2020年2月21日、伊藤和史撮影

防災に神様と妖怪を

 「神社は津波の高さを知っていた?」――。震災の後、津波被害を免れた神社の存在がひとしきり話題になった。

 神戸高専都市工学科准教授の髙田知紀さん(39)も、無事だったいくつもの鳥居が気になった。東京工大の大学院生だった2011年8月、文化財の洗浄などを行うボランティアの学生を連れて岩手県へ。帰途、沿岸部を宮城、福島県と南下し、目にした光景だった。

 翌年、神社の祭神と被災状況を関係づける論文を発表した。調査した215社のうち、スサノオを祭る神社は被害が目立って少なく、お稲荷さんは多かった。スサノオは出雲神話で、暴れ川の斐伊(ひい)川の化身といえるヤマタノオロチを退治した。災害にかかわりの深い、いわばリスク発生時の神。一方、稲荷は「稲成り」の転化とされ、平時に神徳を発揮する農業神だ。

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