「100日後に死ぬワニ」という漫画がある。きくちゆうき氏の4コマ漫画で、ツイッターなどで毎日更新されている。昨年12月12日に始まり、けっこうな評判となって、今では更新されるたび、万単位のリツイートがされ「いいね」がつく。
内容はといえば、たわいのないものだ。擬人化されたワニくん(緑色で、なぜか青いズボンのみをはいている)が平凡な日常をすごす。ほとんどオチがない。1日目は、部屋でテレビを見て「はははっ‼」とただ笑っているだけだ。だが、その下に「死まであと99日」の表記がある。これが強烈だ。えっ、この脳天気なワニくんが99日後に!? いかにして死ぬのだろう?
親友のネズミくんやバイト先の先輩のワニさんやイヌさんや、かわいいキャラの動物ほのぼの漫画だ。ただ、主人公が確実に数十日後に死ぬ――と明記されるだけで、これほどに印象が変わるものだろうか? ワニくんはテレビを見て笑い、ゲームにうつつを抜かし、くだらないLINEメッセージを送る。典型的なダメ系のフリーター青年だ。死の気配がまったくない。それゆえ、さらに来たるべき確実な死がどのように訪れるか、怖くなっ…
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