メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

私の体はテレビでできている

社会に広がるもう一つの「毒」

 <教授・岡室美奈子の私の体はテレビでできている>

 新型コロナウイルスの感染拡大により、日本の社会、経済、文化が危機にさらされている。ここで思い出されるのが、2018年に放送されたTBS系のドラマ「アンナチュラル」の第1話「名前のない毒」だ。本作は、架空の機関「不自然死究明研究所(UDI)」の面々が、毎回不条理な死を遂げた遺体を解剖し、死因を究明するプロセスと、残された者たちがその後の人生にいかに向き合うかを描いた。この年のテレビ関係の賞を総なめにした傑作ドラマだ。

 第1話では、出張先のサウジアラビアから帰国して間もない会社員が突然死し、解剖の結果、MERSコロナウイルスへの感染が確認される。インターネットやメディアでは、ウイルスを持ち込んだ会社員への大バッシングが起こる。最終的にヒロインのミコト(石原さとみ)らUDIの活躍で、会社員が感染源ではなかったことが判明する。脚本の野木亜紀子は徹底的な取材で知られ、本作でも呼吸器疾患を持病とする女性が感染するなど、…

この記事は有料記事です。

残り414文字(全文849文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 小学校でクラスター発生か クラスメート5人感染 北九州・新型コロナ「第2波」

  2. まさにアリの一穴…「ツイッター世論」は、なぜ、安倍政権を動かせたのか

  3. 「ウイルスある程度まん延」専門家が読む北九州の現状 他都市も再燃警戒

  4. 住みたいのは草津 県民1位、「交通の便良く人気」 ネットアンケ /滋賀

  5. 「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです