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1964年東京オリンピックの聖火 アジア国内をリレー

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聖火を空輸するための聖火灯を手にギリシャに向かう組織委員会の派遣団メンバー=羽田空港で1964年8月14日撮影
聖火を空輸するための聖火灯を手にギリシャに向かう組織委員会の派遣団メンバー=羽田空港で1964年8月14日撮影

 夏に開幕する東京オリンピックの聖火リレーは新型コロナウイルスの影響を受け、ギリシャ国内リレーが中止になるなど想定外の事態が起きている。1964年の東京大会でも何度もアクシデントに見舞われた。しかし、ギリシャとユーラシア大陸のアジア11カ国を聖火リレーし、日本へとつないだ。

 聖火リレーは36年のベルリン大会から始まり、64年は6回目。各国間の移動は日本航空特別機「シティー・オブ・トーキョー号」を使い、組織委員会の派遣団が大規模な輸送を展開した。組織委員会の資料などによると、聖火は同年8月21日にギリシャのヘラ神殿跡での採火式後、アテネからイスタンブール(トルコ)やベイルート(レバノン)、ニューデリー(インド)、バンコク(タイ)、香港、台北(台湾)などを経由した。

 採火された聖火はランタンに似た形状の聖火灯と呼ばれる容器に収められ、機内客室中央部の「聖火台」に置かれた。また、各国の聖火ランナーは東京五輪の大会エンブレムがデザインされたウエアを着て走り、見物する多くの人で盛り上がりを見せた。当時の毎日新聞は「インド人の女性ランナーが『トーチを握って走っている時、これが東京でともされるんだと思うと胸がいっぱいでした』と感激していた」と報じた。

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