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SUNDAY LIBRARY

著者インタビュー 柴田元幸『ぼくは翻訳についてこう考えています』

英語にできるだけ義理を尽くしつつ、日本語でも“しっくりくる”文章にする

◆『ぼくは翻訳についてこう考えています』柴田元幸・著(アルク/税別1600円)

 現代アメリカ文学翻訳の第一人者・柴田元幸さんが、翻訳に対する考え方や自らの手法について綴(つづ)り、語った言葉の中から、選(え)りすぐりの100を集めた一冊。エッセーとしても面白く、過去の自分にツッコミを入れるコメントも愉快だ。柴田さんが今、翻訳に思うことも伺ってみた。

「文章を見て『ここはこうなって、こう繫(つな)がるから、こうなる』と頭で考えると、経験的にロクな訳文にならない。たとえばスポーツは、反射神経でとっさに動くことの連続。頭で考えて体をコントロールしているヒマはない。翻訳も、そんなふうに、直感的にパッと浮かんでくる文章のほうがいい。そのために英文法の知識が必要なんです。文法のことを考えないためにね。ボールを受け取って、瞬間的にパスを送るみたいに」

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