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新型コロナ 相次ぐ公演自粛 無観客・ネット配信に可能性

 新型コロナウイルスの影響が長引く中、コンサートや舞台を無観客で上演してインターネットでライブ配信する動きが活発化している。大津市のびわ湖ホールでは年間最大行事であるワーグナーの楽劇「神々の黄昏(たそがれ)」を3月7、8日に動画サイト「ユーチューブ」で無料配信したところ、2日間で延べ34万人が鑑賞する大ブームを呼び込んだ。公演中止を巡る舞台裏を振り返り、ネットが文化・芸術の世界にもたらす新たな可能性を考えた。

 同ホールは2017年からワーグナーの4部作「ニーベルングの指環(ゆびわ)」(リング)をミヒャエル・ハンペ(ドイツ)による新演出で、1年に1作ずつ上演してきた。4作連続の舞台上演は国内の地方劇場として前例のない偉業だ。

 サッカーJリーグが開催延期を発表した2日後の2月27日、ホールを所管する滋賀県庁の文化スポーツ部から、山中隆館長に呼び出しがあった。県から「主催事業の中止を含めて検討してほしい」と求められた山中館長は「今さらやめられない。無観客でも上演する」と抵抗した。しかし夕方になって、安倍晋三首相が全国の学校に休校を要請。三日月大造知事が28日、ホールの自主事業とりやめを盛り込んだ「メッセージ」を発表した。

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