メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

PCR検査の装置を操作し、SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスの有無を調べる研究員=2003年撮影、国立感染症研究所提供

 新型コロナウイルスのPCR検査について「検査数が異様に少なすぎる」とか、はては「感染者数が増えないように、政府がわざと検査させないのだ」といった陰謀論を信じる人がいる。

 しかしテレビでなく、ぜひネットで感染症や公衆衛生の専門家の発言を探して読んでいただきたい。ネットでは少し特異な人がいても、その発言を他の人の評価でクロスチェックでき、繰り返すと医療関係者全体の共通認識が見えてくる。

 実は、この「信頼度をいろいろな手段で順次高めていく」考え方が科学全般での統計的データ評価の基本となるベイズ推定だ。まず検査に「感度」と「特異度」という指標を持ち込む。犯罪捜査に例えれば、ある捜査手法の感度とは「真犯人がクロになる確率」、特異度は「無罪ならシロになる確率」。「真犯人である確率」が、アリバイ、動機、証言などの捜査過程ごとにどう変化するか、個々の感度と特異度から計算できる。

この記事は有料記事です。

残り793文字(全文1180文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「自粛要請知らなかった」出歩く若者も 福岡・天神コア「すごい人で驚いた」人も

  2. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  3. 新型コロナ不況になぜ1人20万の給付金が必要なのか 反緊縮・経済学者の提言を読む

  4. 「NY封鎖」猛反発受け撤回 トランプ氏また迷走 死者2000人突破で焦る大統領

  5. 新型コロナで都市封鎖は実行されるのか 小池都知事「ロックダウン」警告の真意

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです