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これがオフの架純? ドラマ「有村架純の撮休」で是枝裕和監督が引き出した女優の「素顔」

「有村架純の撮休」のメインビジュアルⒸ「有村架純の撮休」製作委員会

 テレビや映画でよく見る大好きな女優さん。素顔はどんな人なんだろう? 休日はどんなふうに過ごしているのだろう? そんな視聴者の妄想を、映画やCMなど各界で活躍するクリエーターが膨らませて見せてくれるドラマ「有村架純の撮休」(WOWOWプライムで金曜深夜0時)が20日から始まる。タイトルから分かるように、登場する女優を演じるのはデビュー10周年を迎えた有村架純本人。それぞれのクリエーターが有村を素材にどんな演出を見せるのか、楽しみなドラマだ。

 予定されているのは、以下の全8話。

(1)ただいまの後に(監督:是枝裕和、脚本:比嘉さくら)

(2)女ともだち(監督:今泉力哉、脚本:ペヤンヌマキ)

(3)人間ドック(監督:是枝裕和、脚本:砂田麻美)

(4)死ぬほど寝てやろう(監督:山岸聖太、脚本:篠原誠)

(5)ふた(監督:横浜聡子、脚本:ふじきみつ彦)

(6)好きだから不安(監督・脚本:今泉力哉)

(7)母になる(仮)(監督・脚本:津野愛) ※(仮)もタイトル

(8)バッティングセンターで待ちわびるのは(監督:山岸聖太、脚本:三浦直之)

 2018年に「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した是枝監督が第1作と第3作を担当。公開中の映画「his」など、恋愛映画を多く手がける今泉監督も、脚本家を代え2作を演出する。脚本家も演劇ユニット「ブス会*」を主宰するペヤンヌや、CM「WOWOWに入りましょう」を手がけたクリエーティブディレクターの篠原、ドラマ「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)の脚本家のふじき、劇団「ロロ」主宰の三浦ら多彩な顔ぶれが並ぶ。

 同じ女優を、さまざまな監督が“料理”するこうした企画は時々ある。たとえば「週刊真木よう子」(テレビ東京、2008年)は、ヒロインの真木以外の共演者、演出家、脚本家を毎回代え、作品もラブストーリー、コメディー、ナンセンス、シリアスとかなり幅広かった。今回異なるのは、有村が本人の女優役で登場するという基本設定は作品を通して同じで、スタッフが遊べる幅はやや狭いように思われる点。その条件の中で、有村の魅力をどの方向に膨らませて視聴者に提示するかが、それぞれのスタッフの腕の見せどころというわけだ。記者は是枝監督の第1話しか見ていないので、第2話以降のことはよく分からない。ただ、40分余の第1話を除くと、全て30分と短い作品で、ほぼ主な共演者との濃厚な1対1の芝居合戦が展開されることになりそうだ。

 第1話は、共演者がインフルエンザにかかり、撮影期間中に突然の休み(撮休)ができた有村が久々に帰省する。駅まで迎えに来た母親の由美子(風吹ジュン)と、スーパーに立ち寄った後、帰宅。夕食のロール白菜を作りながら、たわいない会話をしていると、面識がない男、上島誠(満島真之介)がやってくる。由美子に家に上がるように言われた誠は、有村の亡き父の仏前で手を…

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佐々本浩材

1990年入社。大阪学芸部、メディア情報部などを経て、東京学芸部へ。演芸、放送分野を長く取材。

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