文化審答申 法金剛院の木造仏、阿弥陀如来坐像が国宝に 重文に初の路面電車 /京都

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 国の文化審議会は19日、美術工芸品の国宝と重文の新指定、登録有形文化財(建造物)の新登録を文部科学相に答申した。府内からは、国宝に法金剛院(ほうこんごういん)(京都市右京区)の木造阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)(平安時代)が、重文には国内初の路面電車、京都電気鉄道電車(京都市交通局二号電車)など6件が答申された。路面電車の重文指定は国内初。府内の美術工芸品の国宝は185件、重文は1715件となる。【大川泰弘】

 京都電気鉄道は1895年に琵琶湖疏水(そすい)の水力発電で作られた電気を使って開業、1918年に京都市に買収された。重文指定された車両は、61年の北野線廃止直前まで庶民の足として街を走った。引退後に改変されず、往時の姿を残していることが評価された。11年、堺市の梅鉢鉄工場で製造。全長8・23メートル、幅1・98メートル。現存する車両では最古の時期のもの。日本の路面電車の規範とされた。現在は平安神…

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