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NY、解雇の嵐 営業禁止、消えた観光客… 「生き延びられるか分からない」

日曜日の午後にもかかわらず観光客が激減した観光地のタイムズスクエア=米ニューヨークで2020年3月15日、隅俊之撮影

 新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えた米国で解雇の嵐が吹いている。800万人以上の人口を抱え、年間約6500万人が訪れる全米最大の都市ニューヨークは、レストランや劇場、美術館などが軒並み閉鎖。観光客の姿はほとんどない。レストランなどの営業中止で職を失う人が相次ぎ、経済の負の連鎖が広がっている。

「9・11より悪い」

 「9・11(米同時多発テロ)より悪い。あの時は世界中がこの街に思いを寄せてくれた。今はどの国でも自分のことを考えるので精いっぱいだ」。市内でメキシコ料理店を共同経営するルイス・アルセモタさん(51)は、店のカウンターでため息をついた。ニューヨーク州では16日夜から持ち帰りや宅配を除いて飲食店の営業が禁止になり、客足は途絶えた。

 約50人のウエーターやコックらには、持ち帰り用の料理を作る1人を除いて解雇を告げた。「あんなにつらいことはなかった。明日の朝はもう来ないのだとぼうぜんとしていた」。従業員の8割は同郷のメキシコやグアテマラなどからの移民。週給制で、母国の家族に送金している。だが、売り上げ減で運転資金が枯渇し、最後の給料だった総額1万6000ドル(約170万円)さえ渡せていない。

 全米レストラン協会は、閉鎖が3カ月続けば、レストラ…

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