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入管拘束長期化、命がけの抗議 非正規滞在外国人-帰国も滞在もできず、家族に会えぬ

非正規滞在の外国人が収容される大村入国管理センター=長崎県大村市で2019年11月19日午後0時57分、竹内麻子撮影

 在留資格がないために退去強制命令を受け、入管施設に収容された非正規滞在の外国人の半数が、事情を抱えて帰国できないまま日本での滞在も許されず、拘束が長期化している。抗議のハンガーストライキが相次ぎ、政府の有識者会議が解決策を検討しているが、「非人道的」とする批判との溝は残る。

 国外退去を命じられた外国人を一時的に収容する長崎県大村市の大村入国管理センター。2019年6月24日、ナイジェリア国籍の40代男性、サニーさんが餓死した。3年半に及ぶ収容に耐えかね、ハンストを続けていた。

 「体を見てくれ!」。収容者の話を聞くボランティアの立石清二さん(70)は、痩せ細ったサニーさんの姿が忘れられない。危ない状態の人がいると聞いて訪ねると、面会室に現れるなり、入管職員の制止を振り切ってジャージーを脱ぎ捨てた。下着1枚になると、骨と皮ばかり。「いつ出られるか分からない。命をかけて抗議している」。亡くなる13日前のことだった。

 出入国在留管理庁の調査報告書によると、サニーさんは約20年前に来日。日本人の元妻との間に子どもを授かった。窃盗事件などを起こして服役し、仮釈放された15年11月にそのまま収容された。人道的観点で一時的に収容を解かれる「仮放免」を4回請求したが許可されず、「日本で暮らす子どものためにも、帰国できない」と訴えた。

 ハンストを始めて1週間ほど過ぎた19年5月30日、主張を変えて「仮放免でも強制送還でもいいので出してください」と訴えたが取り合ってもらえず、翌日には「より詳細な動静監視」を理由に監視カメラの…

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