関口コオ遺作展 子どもの姿生き生き 開館10年、延べ15万人来館 身延・切り絵の森美術館 /山梨

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関口コオの作品「からっ風吹く」=富士川・切り絵の森美術館提供
関口コオの作品「からっ風吹く」=富士川・切り絵の森美術館提供

 全国でも数少ない切り絵の総合専門美術館「富士川・切り絵の森美術館」(身延町下山)は27日、開館から10年を迎える。「切り絵はマイナーな文化だが、認知されていると感じると楽しいし、やりがいを感じる」と副館長の篠原洋さん(76)は振り返る。節目を記念し、同館ゆかりの作家・関口コオ(2018年に81歳で死去)の企画展「ありがとう 関口コオ 遺作展 遥(はる)かなるふるさと… わらべの詩(うた)」を開催している。【金子昇太】

 同館は「峡南地域に観光拠点を」と、地元企業を中心に設立した合同会社が運営。切り絵美術館ではなく、ラーメン街や映画村をつくるアイデアも出たが「長く親しまれるミュージアムがいい」と、篠原さんらが美術館に決めた。芸術のうち切り絵にしたのは、篠原さんが偶然見たテレビ番組の影響。勉強するうち「紙が庶民に普及した時期は世界だいたい同じなのに、日本で独自の切り絵が発展したのが面白い」と、その歴史や文化に魅了さ…

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