- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

<75年 核なき世界はまだか documentary report 257>
記録報道「2020ヒバクシャ」の2回目は、父子2代にわたり原爆と放射線、そして被爆者と向き合ってきた被爆医師の物語を伝える。(8面に特集)
「被爆したのはどこやったかな」。3月上旬、長崎市三ツ山町の特別養護老人ホーム「恵の丘長崎原爆ホーム」の診療室で、医師の朝長(ともなが)万左男(まさお)さん(76)が、入居者の女性(91)に話しかけた。原爆が投下されたあの日、女性は16歳だった。市中心部にあった公設市場の2階にいた時のすさまじい光景を、静かに、そして事細かに語…
この記事は有料記事です。
残り411文字(全文684文字)