休館しない桂浜水族館 「子どもに遊ぶ場所が必要」 感染対策し営業継続
毎日新聞
2020/3/22 11:17(最終更新 3/22 11:18)
有料記事
786文字
- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

新型コロナウイルスの影響を受け、高知県内でも多くの観光スポットや公共施設が休館する中、桂浜水族館(高知市浦戸)は営業を続けている。「(感染が確認された)高知でなぜ開館」といった苦情も寄せられたが、水族館は「子どもに遊ぶ場所が必要」と継続を決めた。「開けてくれてありがとう」といった感謝の声も届いており、館内では子どもや観光客の楽しそうな声が飛び交っている。
桂浜水族館は展示された生き物との近さが売りだ。観客の目の前まで近づいてくるトドショーは人気があり、ウミガメやカピバラに餌をやるコーナーも根強い支持を受ける。2月中旬まで例年以上のにぎわいとなっていたが、29日に県内で最初の感染者が発表されると事態は一変。3月に入ると、昨年の半数程度まで来客は落ち込んだ。
この記事は有料記事です。
残り454文字(全文786文字)