「本来の不満は内容だが…」 NHK経営委員長代行、日本郵政からの取材圧力を認識か

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NHK放送センター=東京都渋谷区
NHK放送センター=東京都渋谷区

 かんぽ生命保険の不正販売を報じた番組を巡り、日本郵政グループの抗議に同調したNHK経営委員会が2018年10月、当時の上田良一会長を厳重注意した会合で、経営委員だった村田晃嗣(こうじ)・現委員長代行(同志社大教授)が、郵政側の抗議について「本来の不満は(取材)内容だが、手続き論の小さな瑕疵(かし)(不備)で言っている」と説明していたことが判明した。その上で、経営委として郵政側に返答すべきだと主張した。郵政側の抗議が言い掛かりで、狙いは取材への圧力と認識しながら郵政側への対応を促したとみられ、関係者は「経営委ナンバー2として資質が疑われる」と批判する。

 複数の関係者への取材で判明した。18年10月23日の経営委会合では、同年4月のNHKの番組を巡り、郵政側から同委に届いた抗議文への対応を、上田会長を呼んで議論した。郵政側は、番組責任者による「会長は制作に関与しない」との説明を問題視し、番組編集権は会長が持つとして「ガバナンス体制」の検証を求めていた。会合では、当時委員長代行だった森下俊三・現委員長が「番組の作り方に問題がある」などと番組を批判し…

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