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悼む

マナスル初登頂のメンバー 日下田実さん=1月18日死去・89歳

=宮間俊樹撮影

 「難しいところはあまりありませんでした」。2016年5月、ヒマラヤ・マナスル(標高8163メートル)初登頂から60年の記念イベント「ザ・マナスルデー」で、日下田実さんは控えめに自身の山行を振り返っていました。当時、毎日新聞運動部記者だった日下田さんは日本隊の第2次登頂隊として頂に立ちました。この成功は今も世界登山史に残る輝かしい快挙です。その偉業に偉ぶらず、柔らかに語る姿に「美しい登山」を体現した方と実感しました。

 私は17年をかけて8000メートル峰全14座に登頂し、マナスルも登りましたが、簡単な山ではない。斜面には複雑に雪が積もり、安全なルートは少ない。日下田さんの言葉は「自分たちの準備がしっかりしていたから難しくなかった」という意味で、それは支えてくれた当時の日本隊全体への賛辞としての言葉でした。

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