元「慰安婦」の受難をグラフィックノベルに

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日本語版(左)と原書を手にする筆者のキムさん=東京都新宿区で
日本語版(左)と原書を手にする筆者のキムさん=東京都新宿区で

 漫画と文学を組み合わせた「グラフィックノベル作家」として活動する韓国のキム・ジェンドリ・グムスクさん(48)の著書「草(くさ) 日本軍『慰安婦』のリビング・ヒストリー」の日本語版が刊行された。戦時中、朝鮮半島から中国の慰安所に連行されたという李玉善(イオクソン)さん(92)の受難を描いた。先月、来日したキムさんは「一人の女性を通して植民地支配やその歴史的な背景を浮き彫りにしたかった」と語った。

 被害女性の支援施設「ナヌムの家」で暮らす李さんは、郷里の釜山から中国の延吉に送られ、飛行場での重労働の末に慰安所に入れられたという。終戦後も中国に残留し、2000年に帰国した。

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