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週刊サラダぼうる・柏澄子

わくわく山歩き 三日月山 里山でアラスカ思う

照葉樹林の小道を行く=筆者撮影

 「三日月山にしましょう」。登山家の栗秋正寿さんは、そう言った。彼の住む福岡を訪れ、国際山岳ガイドと、世界レベルの実力を持つクライマーという顔ぶれの3人が対談するという雑誌企画。私は、山に夢中な彼らを博多弁を使って「のぼせもん」たちと呼んでいた。「せっかくだから山に登りたい」と切り出したら、栗秋さんは、自宅からほど近い三日月山を案内してくれた。福岡市の中心から北上したところに位置する、標高272メートルの里山だ。

 駐車場から歩き始めた。彼らの足であれば、あっという間に山頂に着く。けれどその日は、おしゃべりをしながらゆっくり歩いた。落葉する樹木はわずかで、主たる構成は温帯に多い照葉樹。そこにアカマツが交ざり、林床(りんしょう)にシダ類が敷き詰められた森が、山腹を覆う。その中につけられた小道を、たどっていく。それはまさに「小径(こみち)」と呼びたくなるような道のりで、心が躍ってスキップしながら歩きたくなった。

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