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外出自粛 お年寄りの健康対策は? 体を動かし、バランスよい食事を

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日本老年医学会が作製した高齢者向けのチラシ。ホームページで公開されており、印刷・配布も自由=2020年3月19日、尾崎修二撮影 拡大
日本老年医学会が作製した高齢者向けのチラシ。ホームページで公開されており、印刷・配布も自由=2020年3月19日、尾崎修二撮影

 Q 新型コロナウイルスの感染防止のため外出を控える動きが続いていますが、お年寄りが家にこもりがちになると心身の衰えに直結しかねません。どのような予防法があるでしょうか。日本老年医学会(東京)はホームページ(https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/)でチラシを公開しています。作製の中心になった東京大の飯島勝矢教授(老年医学)に聞きました。

 A 一日中テレビを見る、長時間ぼーっとする、食事を抜いてしまう、誰かと話す機会も減る……。このような日々が続くと、身体や頭の動きが低下し、「フレイル(虚弱)」が進みます。体の回復力や抵抗力も落ちます。「2週間の寝たきりで失う筋肉量は7年間に失われる量に匹敵する」ともいわれています。

 予防には、動かない時間を減らし、家でもちょっとした運動を心がけることです。テレビのCM中に立ち上がって足踏みするなどの工夫のほか、ラジオ体操やスクワットも有効です。天気が良ければ屋外など開放された場所で体を動かしましょう。人混みは避けた方がいいですが、散歩はおすすめです。

 生活リズムが乱れがちな時こそ、バランスがいい食事、よくかんで食べることが大切です。筋肉をつくるたんぱく質をしっかり取りましょう。食後や寝る前の歯磨きは、インフルエンザなどの感染症予防にも有効です。

 また、健康を保つには社会性も大切です。自粛が続き会話が減ると、口の力も衰えます。電話も使って、家族や友人、近所の人らと互いに支え合い、交流しましょう。

 高齢の親と離れて暮らしている人は電話をかけてあげてください。孫とのビデオ通話もいいでしょう。ちょっとしたあいさつや会話が不安やトラブルを解消し、正しい情報共有にもつながります。【聞き手・尾崎修二】

【新型コロナウイルス】

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