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ルポルタージュ

事件はささやく 88歳母の遺体放置、53歳の引きこもり(その2止) 母親亡き後も自立まだ遠く

男が通う宝くじ売り場。次々に人が訪れ宝くじを購入していった=喜屋武真之介撮影

 <1面から続く>

 30代半ばになって熱中するようになったのが宝くじだった。法則があると思い込み、生計を立てる手段にできないかと思いついた。母親から「当たるわけがない。働いてよ」と注意されても、「もう少しだけ」とせがんで買い続けた。3等や4等が当たることはあったが、大当たりはなかった。

 10年ほど前、近所で家の新築工事が行われていた頃、母親がぽつりと「自分の家がほしいな」と漏らした。申し訳ない気持ちになり、「宝くじ、もっと当たれば買えるよ」と言ったが、返事はなかった。

 男は自分を引きこもりだと思ったことはないという。「買い物などで外には出てるから、ただのニートでしょ」。母親が死ぬとは思っていなかった。

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